1-2 記憶はイメージ

記憶術の基本は、

イメージで物事を覚えることである。

品物を覚える場合、たとえば「テレビ」を覚えようとするとき、テレビという文字を覚えようとしてはいけない。テレビという品物のイメージを頭に浮かべるのである。

英単語でも「Dog」という単語を覚えるには、「犬」と覚えないで、隣のポチのイメージを措く。イメージを思い浮かべるということは、頭の中に映画のスクリーンを持つようなものである。

文字を見たり、言葉を聞いたら、即座にこのスクリーンイメージを描く。練習を積みながら、こういう習慣を身につけると、見るもの、聞くもののイメージが短時間でも頭の中に映るので記憶が残りやすい。

では、次の言葉からイメージを浮かべる練習をしてみよう。

 @タバコ、Aネクタイ、Bスカーフ、Cボールペン、D花、E竹やぶ、Fバイク、G郵便局、Hトナカイ、R救急車

さて、どんなイメージが描けたであろうか。

イメージを思い浮かべる場合に重要なポイントがある。それは、できるだけ具体的な物に置きかえること。「タバコ」という文字からは、自分がいつも吸っているマイルドセブンを。ネクタイなら好みの柄のもの、スカーフなら好きな女性がよくしている水玉の、というようにするのがコツ。

単に一般的な品物を思い浮かべると、印象が薄く覚えにくい。これに対して、自分のよく知っている身近な物に置きかえてイメージを描けば覚えやすい。

もう一つのコツは、より大げさなイメージにすることである。ボールペンを頭に描くにしても、実物大のイメージでは印象が弱い。頭の中のスクリーンいっぱいに拡大して描く。花なら、一輪ざしでなく、一面の花畑の方が効果がある。

会議など仕事の打合せや説明会で、こまかいデータや説明をあれこれ聞かされるより、グラフ、図、写真などで示してもらった方がわかりやすいという経験は誰にでもあろう。これも具体的イメージを抱かせることができたからである。

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