1-4 全体的なイメージで覚える

記憶といっても、百ケタの数字や英単語を覚えることばかりではない。

身体が覚えている ということがある。

記憶喪失症の人がふつうの人と変わらない行動をする。二十年ぶりに野球やゴルフをやったりしても、結構身のこなしやカンどころを覚えている。「昔とったキネヅカ」という言葉があるように、腕につけた技術は本人が忘れたつもりでも身体が覚えている。

ゴルフの練習の場合、グリップがどうの、スタンスがどうの、やれ肘が曲っている、ひざが悪い……といろいろ注意されても、いっぺんには覚えきれない。そこで効果的なのが、イメージで全体をつかむ方法である。

例をひとつ。

「消しゴムの下端を固定して、上端をねじあげれば、その消しゴムは元に戻ろうとする力が働きます。もし、このとき、消しゴムの下端を固定しなかったら……考えるまでもなく、立板をまわすのと同じになり、もとに戻ろうとする力は働きません」

ゴルフの、バックスウィングからダウンスウィングの初期もこれと同じことがいえます」

「人間のからだを消しゴムに見たてれば、その下端に相当するのがからだの下半身で、ねじった上端が両肩ということになります。人体も一種の弾性体ですので、上半身をまわせば、もとに戻ろうとする力が働くのは当然といえます」

また、バックスウィングからダウンスウィングとスムーズにクラブを振れたのに打球は右の方へ大きくそれて飛んでしまったということも多い。いろいろ原因はあるだろうが、結局はクラブフェースが右を向いているからである。

これを矯正する方法としてクラブをウチワに見たてるイメージ法をやる。つまり、インパクトの際、クラブフェースをウチワに見たてて、いちばん風を起こしやすい面でポールを当てるようにイメージするわけである。

以上のように、全体的なイメージを使えば、部分部分について細かく覚えるよりも効率よく身につけることができる。

もちろん、身体を動かすことはかりではない。将棋や碁の入りくんだ局面を盤面全体としてひと目で覚えてしまうプロの棋士、長いせりふを流れや固まりとして暗記してしまう俳優さん……いずれも無意識のうちにこの方法を使っているのである。

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Posted by レディース水着通販 at 2013年08月03日 14:59
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Posted by 水着 人気 at 2013年08月03日 15:00
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